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広島大学オープンキャンパス2017は盛況のうちに終了いたしました。ご来場ありがとうございました。
「プレート収束域の物質科学研究拠点(代表:井上徹教授)」が平成29年度(第4期)広島大学インキュベーション研究拠点に採択されました。

研究グループ概要Group

 地球惑星化学研究グループは,宇宙・地球・生命の誕生と進化を解くことを目的に,様々な試料を様々な化学的手法を用いて研究しています。対象とする試料は地球外物質(隕石、宇宙塵),火成岩,堆積物,化石など多岐にわたり,それらの元素濃度分析,有機物を含む分子分析,同位体分析などを行っています。これらの分析で得られたデータを,地球宇宙科学全般で得られた事実,さらには生物学,生命科学などと関連させ解析しています。また,局所高解像度観察をもとに隕石が経験した様々な履歴の解析,生命前駆物質の化学進化実験、化石・堆積岩・微生物の実験古生物学なども行っています。これらの成果を総合的に関連づけ,地球と惑星の約46億年の歴史解明を目指しています。
 私たちのグループには4名の教員が所属しています。それぞれ異なる分野を専門とし,独立して研究を行いながらも,4つの研究室の特色を融合すると新たなアイディアが生まれ、上記の目的達成にぐっと近づける組み合わせになっています。多くの卒論生・大学院生も所属していて,各教員を中心とした研究室単位で,のびのびと楽しんで研究活動に携わっています(はずです)。また,年数回の合同セミナーを開催することで,各研究室の相互理解に努めることにしています。
 私たちのグループにご興味を持たれた方はお気軽に声をおかけください。また,分析等を私たちのところで実施することを希望される方も,遠慮なくご連絡ください。それらが,ディスカッションや共同研究に発展することを願っています。

研究テーマ

  • マグマ地球化学と地殻-マントル間の物質循環への応用
  • 隕石に記録された衝撃変成履歴の解明
  • 火星表層で起きた水-岩石反応の解明
  • 南極や国際宇宙ステーションで採取した宇宙塵の分析
  • 生命起原に至る前生物的化学進化
  • 古生物学的・地球化学的手法を用いた堆積岩の研究
  • 微生物鉱物化作用から読み解く地球環境変遷

リンクLink

  • 広島大学
  • 広島大学・理学部地球惑星システム学科 理学研究科地球惑星システム学専攻
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